【スーパーマリオカート】
メーカー:任天堂
発売日:1992年8月27日
ジャンル:レースアクション

クラシックミニ スーパーファミコンでプレイしています。
マリオカート1_Moment
今年でスーパーマリオシリーズ35周年らしいです…!めでたいですねぇ!

しかしスーパーマリオはアクションゲームだけではない!レースゲームだってやっているんです!!
そういう訳で今回は「スーパーマリオカート」を遊んでいきました。

お世辞にも大人気ジャンルとは言い難いレースゲームにマリオが参戦することで世界中で大ヒットした超人気シリーズとも言える「マリオカート(通称マリカー)」の1作目はスーパーファミコン(SFC)で発売されていたのです。

何と日本では一番売れたSFCのソフトらしいですよ?
当時所持していなかった私は異端だったか…。

個人的には今作にはそこまで思い入れは無くて、子供の頃にちょっと遊んだ程度ですね。
マリカーは世代などによってよく遊んだりやり込んだ作品は色々あると思います。
ちなみに私は64DSのはよく遊びましたねぇ…。
多分64のほうが多く遊んだ気がしますが、DSのマリカーもwi-fi対戦でそこそこ勝てる程度には腕に覚えがあったりします。
既にDSのwi-fiのサービスは終了しているんで通信対戦はもう遊べないんですよねぇ…少し切ない。

マリオカート2_Moment
1人でも2人でも遊べるスーパーマリオカート。
さて1人用のゲームモードは「マリオカートGP」と「タイムアタック」で遊べます。

自分含む8人で全5コースをレースして1位を競い合う「マリオカートGP」では排気量50cc、100ccから選択可能で量が多いほど難易度が上がりCPUも強くなります。
条件を満たすと150ccも登場します。

一人で任意のコースを走り最速タイムを狙う「タイムアタック」ではアイテムも一切出現しないので経験やテクニックが全てのガチめなモードです。
今作では後のマリカーシリーズとは違いダッシュ出来るアイテム「キノコ」はタイムアタックでは使用出来ないのでアイテムを使用したショートカットも出来ません。

後は、2人プレイだと好きなコースでレース対決する「VSモード」や、アイテムで攻撃して相手を倒すモード「バトルモード」も遊ぶことができます。

マリオカート3_Moment
使用可能なキャラクターはこの通り。
キャラによって加速や最高速度、重量などの性能差も当然あります。

当時は何のこだわりもなくマリオ辺りを使用していましたが、ノコノコくらいが使いやすいって聞いた事あるんでこいつにしよう…。

マリオカート4_Moment
選択できるグランプリはこの3種類…一番下のスペシャルカップは3つのレースをクリアしないと選択できない高難易度コースとなっており、一応スペシャルカップをクリアすることでエンディングも見れたりします。

マリオカート5_Moment
操作方法はBボタンでアクセル、Yボタンでブレーキ、Aボタンでアイテムを使用出来ます。
さらにRボタンで小さなジャンプも可能で、ちょっとした穴を飛び越したりRボタンを押しながらハンドルを左右に切るとドリフトもすることが可能です。

今作ではドリフトを維持すると発動するテクニック「ミニターボ」は無く、ドリフトは単にカーブを曲がりやすくするテクニックということになります。

マリオカート8_Moment
マリオカートはシリーズを通し、ごく一部を除いて3周コースを走ることでゴールとなりますが今作はコースを5周することになります。
そのかわり1周のコースの長さは短めで15秒~30秒もあれば1周出来るコースが多いです。

マリオカート6_Moment
アイテムは地面にあるパネルを踏むことでランダムなアイテムを取得して使うことができます。
一度踏んだアイテムパネルは赤くなりアイテムを入手出来なくなるのでアイテム取り放題という訳ではないですが、CPUが踏んでもパネルの色は変わらないし、パネルの数は豊富なのでそこまで困ることはないですねぇ。

あと、アイテムを獲得出来る頻度は1周で1回…コースによって2回ほどでアイテムにガンガン頼るプレイになりすぎたりしないのはいい感じですね。

さらにアイテム以外にも「コイン」が設置されており、コインを多く持っているほど速度が速くなります。
コインでマシンのスピードがパワーアップするシステムは続編では採用されることはありませんでしたが、3DSのマリオカート7で復活したんでしたよね。

マリオカート7_Moment
マリオGPではゴールした順位によってポイントを得ることができ、5コースでレースして最終的にポイントが高ければトップになることが出来ます。

マリオGPモードでは4位以内でゴールしないと次のコースに進めず、リトライすることになります。
リトライ可能な回数も限られており、リトライ数をすべて使い切るとまた最初のコースからやり直しになるというなかなか手厳しいルールになっています。

マリオカート9_Moment
子供の頃に遊んだ当時は64のマリカーに慣れてしまっていたので操作性がかなり異なっておりイマイチ楽しめなかった思い出があるSFC版のマリカーでしたが…
今遊んでみると結構楽しめるもんですねぇ。

しかし、遊んでいくうちに新たな不満点が目に付くのです。
それは…

こいつら(CPU)、アイテムをガンガン使ってきて妨害しまくるんですよ!!

いや、他のマリカーシリーズでもCPUは当たり前のようにアイテムを使ってくるんですがね…
まるでアイテムの使用回数無限なんじゃないかというレベルで使ってきたりします。
今作のCPUのアイテムでの妨害っぷりがなかなか悪質に感じるんですよねぇ…。

マリオカート14_Moment
ちなみにCPUはキャラクターによって使ってくるアイテムは決まっております。
例えばマリオやルイージなら「スター」、ノコノコは「緑コウラ」、ヨッシーは「タマゴ」(CPU専用のアイテム)と決まっているのは全然いいんですが…

例えばマリオやルイージが使用する一定時間無敵になれる「スター」は、プレイヤーが近づくと高確率でスターを使ってくるのは序の口…スターの効果が切れてすぐ再びスターを連続使用することもあるという不平等というか…理不尽というか…。

マリオカート11_Moment
クッパ城コースなどに登場するお邪魔キャラ「ドッスン」は時々落ちてきて道を塞いでくる厄介なギミック。

これに関してはコースの個性をつけるための調整として納得いくんで全然おかしくはないんですが…
👇の画像をよく見ててほしいです…。

マリオカート12_Moment

マリオカート13_Moment

おわかりいただけただろうか…。
CPU達は、ドッスン達を当たり前のようにすり抜けてきやがるんですよ!
これは正直納得いかないですねぇ…。

一応フォローすると、踏むと一定距離を高速ダッシュ可能なダッシュパネルはCPUは踏んでも効果が出ないっぽいのでプレイヤーが有利な部分もあるんですが、ダッシュパネルが存在するステージもそんなに多くないですからね…。

マリオカート10_Moment
友達とワイワイ2人で遊ぶ分にはかなり楽しめていたのですが、歳とった今遊んでみると嫌なところばかり目に付いてしまう…。
我ながら嫌な人間になってしまったなぁ。

あ、ちなみにこのコースはホント苦手でした。
難しくない?白い四角いブロックが厄介で…。

マリオカート15_Moment
高難易度揃いのスペシャルカップの最後に待ち受けるコース「レインボーロード」は後のシリーズでも定番のコースとして毎作登場しております。

続編のレインボーロードと比べるとシンプルめなコースですが、道が狭くドッスンも配置されているので全然油断出来ない難易度です。

マリオカート16_Moment
難しかった…どうにか1位になれました。
マリオさんの姿がここに見えないのが切ないぜ…。


【まとめ】
個人的には手放しに面白い!…とは言えない本作。
今やると続編と比べて操作性にかなりクセもあり難しいし…何よりCPUのズルさなんかは無視出来ない問題点なのではないかと思えます。
マリオシリーズ初のレースゲームということで少し粗もあり完成しきっていない感じがします。

しかし、1作目にしてスタートダッシュやドリフトといったテクニック、お馴染みのキャラクター、バラエティー豊かで個性的なコースはマリオのイメージを崩さないでレースゲームとして完成されています。

さらに硬派なイメージのあるレースゲームにアイテムを導入したことで変化に富んだゲーム展開になりやすく同ジャンルであまり見られない逆転要素を誕生させたのはすごいことですよね。
後の「クラッシュバンディクー」や「チョコボ」など多数のキャラものレースゲームが登場するほどの影響を与えるほどに凄まじいゲームなのは間違いないと思います。

前述したCPUのアイテムによる妨害も圧倒的な差をつけるほどの距離を離せばアイテムの妨害も飛んでこないので、初心者に厳しく上級者に優しい…というのが本作のバランスじゃないですかねぇ。

CPUに文句がでるとはいえ「タイムアタック」は最速ラップを狙う熱さはありますし2人プレイで遊べる「VSモード」は好きなコースをサクッと遊べてお手軽…アイテムを導入したことで新たな遊びとして誕生した「バトルモード」とかなり遊べる内容となっています。

今遊ぶならswitchのオンラインサービスに加入していれば「スーパーファミコン Nintendo switch Online」で無料で遊ぶことが可能です。
ついでにWiiUやNEW3DSのVCでも配信されており気軽に手を出しやすいです。


ダウンロード価格(WiiU):838円
ダウンロード価格(NEW3DS):838円


※amazonのストアページに移動します↓
スーパーマリオカート
任天堂
1992-08-27



実機で遊ぶのも…粋ですよ?




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